ミネラルファンデーションの使い方をマスターしよう
ミネラルファンデーションは一般的なファンデーションとは異なり、1粒1粒の粒子が細かい超微粒子パウダーとなっています。
そのため、パフでつける固形ファンデーションやリキッドファンデーションとは異なり、専用のブラシを使ってチークを塗るように使用します。
これまで固形やリキッドタイプのファンデーションを使ってきた方にとっては、ブラシを使ってファンデーションを塗るという方法は少々戸惑うかもしれませんが、慣れてしまうとあっという間にベースメイクを終わらせることができるので、時短メイクとして重宝している方もいます。
また、ミネラルファンデーションをうまくのせられるようになると、しっかりしたカバー力が1日中もつようになり、化粧直しの手間も省けるようになります。
最初は慣れないかもしれませんが、コツをつかめばさっとメイクできるようになるので、何度か練習を重ねてみましょう。
ミネラルファンデーションの基本的な使い方
ミネラルファンデーションの基本的な使い方は、『つける』『落とす』『塗る』の3ステップとなります。
非常に簡単ですが、1ステップごとによりきれいに塗るためのコツがありますので、それぞれ説明していきましょう。
1.ファンデーションをブラシに少量取る
固形やリキッドタイプのファンデーションに比べ、ミネラルファンデーションは1回の使用量がごくわずかです。
そのため、粉はフタの裏側か、あるいは別のボウル状の器に出すと便利です。日常的に使用する方は、専用の器を用意した方が良いでしょう。
器に粉を出したら、ブラシをクルクル回すようにしてなじませます。
2.余分な粉を払い落とす
一度取った粉をそのまま肌に乗せると、一気に粉がつきすぎて全体的にムラのある仕上がりになってしまいます。
そのため、粉を取ったら、一度容器のフチをトントンと叩くようにして余分な粉を払い落とします。
こうすると、適量だけがブラシに残り、均一に仕上げられるようになります。
3.ファンデーションを肌にのせる
余分な粉を落としたら、ブラシで肌の上にファンデーションをのせていきます。
付け方としては、通常のファンデーション同様、ほお骨などのハイライトから乗せていくと良いでしょう。
ブラシはベタベタと塗るように使うのではなく、肌の上で円を描くように動かすと、気になる毛穴や凸凹をきれいにカバーすることができます。
ブラシにファンデーションがなくなったら、手順1から同じ事を繰り返します。
ポイントは、とにかくつけすぎないこと。ミネラルファンデーションは薄付きの自然な仕上がりが魅力なので、厚塗りしすぎると色ムラやヨレの原因となります。
よりきれいに仕上げるために
ミネラルファンデーションは化粧下地やUVケアの効果も担っているため、スキンケア後、そのまま使用することができます。
しかし、よりきれいに仕上げるためには、プライマー(化粧下地)の使用がおすすめです。乾燥や皮脂の分泌を防ぐプライマーを使用すると、ファンデーションのもちが良くなるほか、毛穴のカバー力がワンランクアップします。
また、ミネラルファンデーションは種類や使用するブラシによって適量が異なるので、いろいろなミネラルファンデーションを試したい方は、何度か試してみて、その都度使用量を加減するときれいに仕上がります。